ボッチで一人旅。IN伏見稲荷
昨年の話になってしまいますが、初めて一人旅をしてみました。
今年終わりに今の仕事の契約が切れるから、何とかしたいな~なんて言っていたら、
「仕事のお願い事は断然伏見稲荷大社よ!!!!!
10万円の御祈祷をするとね、神楽が見られるわよ!私は毎年行っているのよ!」
と、とある先生がおっしゃっていたので、神楽見たさに、
「よっしゃ、じゃ、10万円叩きつけて、神楽見てきますわ!」
の、ノリで行ってきました。(いや、本当に叩きつけませんよ?丁寧にのし袋に入れて、持っていきました)
残念ながら、神楽は写真NGな上に、至近距離で見ることになるので当然撮ることは出来ませんでしたが、当日は特に時間の指定もなく、行ってすぐ祈祷受付→前の人の祈祷が終わり次第、自分の番→終わったらアリーナ席で神楽鑑賞、という流れでした。30分かかったか、かからない位?でしょうか。
初めて神楽を見ましたが、一つ一つの所作というか、立ち居振る舞いが、綺麗なもんだなぁ、とか、鈴がいっぱいついている棒(神楽鈴というらしいです)の音でなんとなーく気持ちいいものだなぁとか、しみじみ思いました。
しみじみ、祝詞(?)を聞いて、神楽見て、
肝心のお願い事するの忘れました。
で、祈祷後に御供物をもらえるのですが、初めて「木札」たるものをいただいてまいりました。
んが、自分の家に神棚はない。
しかーも、
毎日、米・塩・水をお供えし、1日・15日には榊も新しいものに変えましょう。
…無理じゃね?
だってばよ、下手すりゃ朝食すら抜いて会社に行っちまうような人間ですよ?
榊とかって、どこで売ってんのよ?(今まで気が付かなかったけどスーパーで売ってた)
これで神様の機嫌そこねたらどうすんだよ?
なんて、きょどっていたら、祈祷受付の人が、
「神様じゃないから、そこまで厳格にやらなくてもいいですよ。」と、おっしゃってくれました。
えっ、ちょっ…、神様じゃないの?
ちっさい頃から、お札とか、お守りとか、神様だから粗末に扱うな!と言われてきたから「え?そうなん?」って感じでした。
だからと言って粗雑には扱っておりませんし、神様の化身?とかそんなんだろうな?とか思って、丁寧に扱っておりますよ。今年、お札を返す時にそこのところ聞いてみようかと思います。
「稲荷勧請」?というのが、神様そのものみたいですね。
(すみません。聞きかじりで。もしかしたら違うかも…)
偶然にも、祈祷受付でウロチョロしてた時に、それを申し込んでいる方がいらっしゃいました。この現代にも、神社とか作れるんだ…なんて、感動しちゃいましたよ。だって、コンビニが近くに建つように「あ、ここって神社になるんだね~」なんていまだ遭遇したことがないですし。
さて、無事に祈祷を終えて雨がザンザカ降ったり止んだりしている最中、稲荷山に登って参りました!
いや、もう、本当に誰がこんな事始めちゃったんだろう?って思いましたよ。
(割と降っていたのに、地面が濡れていない↓)
初めてなもので、分岐しているところは寄らず、
本殿→奥社→千本鳥居→四ツ辻→御膳谷→一ノ峯→二ノ峯→三ノ峯…
やたら、向こうから人くるな~と思っていたら、どうも逆回り?をしてしまったようです。どっちが正しいとかは無いと思いたいです。
一周して、大体2時間位で、戻ってこられました。12月中旬だというのに、雨降ってて気温だって低いはずなのに汗だくです。マフラーとか途中外しましたから。
また、今年もお札を返しに来られたらなぁと思っております。
雨の日に限らず、ですが、祈祷受けた後、御供物をもって山を登るのは、割と大変でした。紙袋切れてしまうし、御供物が靴箱サイズなので、軽いですが、やはり持って山登りはきついです。年齢的にもきついです。
因みにですが、大神供という祈祷をしてから数日後に、伏見稲荷大社様より一升瓶が2本届きました。下戸なんで、もっぱら神様にお供えしてます。